【はじめに】その「不調」、リズムのせいかも?
毎日なんとなく体が重い、やる気が出ない、肌の調子もいまいち。
そんな不調を感じつつも「忙しいし、仕方ない」とやり過ごしていませんか?
特にシフト勤務の方は、勤務時間がバラバラで生活リズムを整えにくく、世間でよく紹介される「朝活」や「規則正しい生活」がどうにもフィットしないもの。私も接客業のため、早朝4時半起きの日があったり、深夜2時に寝る日があったりと生活はかなり不規則。
でも、そんな私でも少しずつ「疲れが溜まりにくい体」に変えていけた方法があります。
今回は、私の試行錯誤の体調管理習慣をご紹介します。
シフト勤務にこそ必要な3つの柱
体調管理の基本といえば、睡眠・食事・運動。
でも実はこれ、「整えたくても整えられない」のがシフト勤務者のリアル。
・健康法の多くが9〜17時勤務の人向け
・疲れを取るための習慣を始める前に、そもそも疲れている
・やろうとしても途中で挫折してしまう…
私もなかなか生活改善ができず、「このままでは疲れが積み重なって老け込む一方…?」と不安になりました。だからこそ、自分の生活に合う方法で、小さなことから始めてみました。
【睡眠編】「質のいい眠り」を目指す
シフト勤務と睡眠の壁
睡眠不足が続くと、ただ眠いだけでなく…
- 心の余裕がなくなる
- 人に優しくできない
- すべてがネガティブに見える
私の場合、「早く寝よう」と思って布団に入っても全然寝られない。
肩や背中がこっていて、何度も目が覚めてしまう。そんな日々でした。
睡眠のために取り入れたこと
- スマホは画面を見ず、ラジオやYouTubeは音声トーク中心に。布団に入ってからは自身が心地いいと感じる音や声を聞いていると、頭の中の思考が止まり眠気がやってきます。
- 湯船に浸かること。仕事モードから家モードへ切り替え。なかなか毎日は難しいので、仕事で大変な日こそ湯船に浸かってみてください。
- 室温・寝具の調整。季節の変わり目には特に注意。寝る時と朝方の気温差が以外にあります。着ているもの、掛ふとん等調節しやすい寝具がおすすめです。
- 耳栓の活用。紐付きがおすすめ。最初は違和感あっても、慣れると安心感に変わります。
眠れないときに「眠れないことを責めない」ことも大事です。
【食事編】コンビニを味方にして、質を底上げ
食生活のリアル
朝はおにぎりとゼリー飲料、昼はスーパーで買った菓子パン…
そんな生活が続いていました。
夕食は外食したり、パートナーに作ってもらえたりするものの、朝昼の食事が完全に崩壊していました。
コンビニを活用するコツ
忙しくても、選び方を工夫すれば体が喜ぶ食事に変わります。
・避けたいもの:菓子パン、揚げ物メイン、糖質オンリー
・選びたいもの:サラダチキン+海藻サラダ+味噌汁
玄米おにぎり+野菜スープ+ヨーグルト
買い食いをゼロにする必要はありません。
「自分の体に投資している」という意識で、月の予算を決めて活用するのもおすすめです。
私の場合、自炊して節約する体力もなかったので買ってでも食べるものを改善し、まずは疲労から回復することを優先しました。
▶ [セブンイレブン栄養バランスの良い食事 こちら]
▶ [ファミリーマート ファミマル健康への取組み こちら]
【運動編】「好き」を再発見して習慣化
続かない理由は「嫌い」を選んでるからかも
ジムに登録しても行けない、続かない…
仕事に振り回され、休日はただ休みたい。
試したけどダメだった例:
- 「この服が着たいから運動する!」→私にとってはモチベーションが続かず。
- 「このお腹やばい!」→ストレスになり逃避行動へ…。
- 「誰かと一緒にならできそう!」→休みが合わず計画倒れ。
そもそもやりたいことだったら逃避する理由は出てこないですし、モチベーションに左右されずに続けられますよね。
楽しくて続いている運動
先日、偶然立ち寄ったバッティングセンターで打ってみたら思いのほか楽しい!
そこからパートナーとキャッチボールにもチャレンジ。その日から2人のブームとなり、今では週末の楽しみ兼運動習慣になっています。
しかも「ジムで運動してキャッチボールがうまくなりたい!」という気持ちも生まれ、運動のモチベーションが自然と上がるように。自分にとって楽しい、好きだなぁ!という運動は自然に習慣にとなりました。
【まとめ】できることから、自分らしく始めよう
シフト勤務の人たちは、健康情報の「前提」が違います。
だからこそ、「自分のリズムに合う」「ちょっとだけ頑張れる」工夫が必要です。
ポイントは以下の3つ:
- 睡眠:環境を整えて、まずは心を休める
- 食事:無理に作らなくてOK。選び方を変える
- 運動:「好き」から始めてみる。無理はしない
「できないこと」に目を向けるのではなく、「できること」から始めることで、少しずつ心と体がラクになっていきます。
疲れがとれにくい日々を変えるヒントになれば嬉しいです。
